言葉は慎重に!----------------------------------------------------------------------------------------

────この戦いに勝ったらチューしてアゲル! カケル────


 木の葉が茶色に染まり、殆どに木は葉をつけていない、そんな季節。
 スポーツの秋!

 「へっきゅしゅっ!」

 寒い・・・。正直寒い。
 なぜかといえば一番は季節であろう、されど寒さは着込めば何とかなるってじっちゃんが言ってた。じゃあなぜこんなに寒いのか。

 他人目から見てもこの服装は寒いだろう、間違いなく。
 スカートは膝上30cm、肩や首元にはそもそも布がない、ニーソックスで足はカバーできても絶対領域はノーガード。
 間違いなくこの格好は間違っている。でもこれが自分のキャラだから…。

 「へっくゅしゅっ!」

 鼻水をすすり、愛銃「捺姫」を抱える。実際には箱出し同然の89式小銃だが、このサイズは日本人の私には丁度いい。
 構えてみるとストックが肌に直接当たるのでその部分がまた冷える。

 少しためいきをつくとお尻がなにか肌寒い・・・ジト目で振り返るとやっぱりいつもの顔。手には私のスカートが掴まれており何が行われているかは簡単に想像できる。

 「今日は薄いピンクかぁー」

 「じゃかぁしい!」

 いつものパターンで右拳を突き出すがひらりと避けられる。もっとも、当てる気などないのだけど…。ちなみに見せパンなので問題ない。
 同じようなメイド服に身を包んだ(もちろん露出は少ない)この人は、チームメイトで、周りから姉さんと呼ばれている。
 主な仕事はチーム販促物作成とスカートめくりである。
 彼女は逃げる気のない歩みでトンズラすると、また別のチームメイトのスカートをめくっている。…あ、メイド長…赤のTバック?!。



 また秋の冷たい風が吹き寒さが全身を突き抜けた。

 「はい、じゃあ始めるよ、ゴーグルチェックー」

 無線を持った人が周囲に呼びかける、ゲームが始まる合図だ。間をそれほど置かずゲームが始まる。仲間は四散していき各々持ち場につく、私は今回後方支援、適度に射撃を行い前線が動けるよう善処する。

 「この戦いが終わったら結婚しよう」

 唐突に後ろから肩を叩かれる。まぁノリよく返しておこう

 「キスくらいならOKかな!」









 その後彼がフラッグを取って勝ったという…どうしよう。

END-------------------------------------------------------------------------------------------------------------

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